たこ焼き器は、たこ焼きを作ることしかできないと思っている方は多いと思います。
実は、タコ焼き器は、一口サイズの料理をする際にはもってこいなんです。
近年では、その利便性に注目されており、レシピ本なども多々出てきています。
今回はそんなタコ焼き器でできる絶品焼きおにぎり7選を紹介していきたいと思います。
サイズも丁度いいので、小食の女の子や、お弁当のおかずにも、もってこいですね。
目次
絶品焼きおにぎりを作るために
まずは、レシピの紹介の前に焼きおにぎりを絶品に仕上げるために必要なコツを紹介していきます。
研ぎの時間はできるだけ短くするべし!
お米は研げば研ぐほど美味しくなると思っている方もいますが、研ぐことで、米の香りが弱くなってしまいます。
また、米を研ぐ際には力を入れすぎないように円を描くように研ぐことを心がけましょう。
力に任せて研ぐことで、お米に傷がついたり、ひび割れてしまったりして、お米の旨味が逃げてしまいます。
やり方
①水を入れて、素早く2回研ぎ、水を捨てます。
②水を入れずに、円を描くように20回研ぎ、水を3回交換しましょう。
③水が多少濁っていると思いますが、炊飯のスイッチを押す。
※新米の場合は、水分を多く含んでいるので、水を少なめにする。
おにぎりを握る際には、出来るだけ早く行うべし
おにぎりの決め手は何と言っても、握り方とスピードですよね。
また、今回握るおにぎりはたこ焼きと同じくらいのサイズになります。
最適な方法をご紹介したいと思います。
準備物
炊き立てのご飯
おにぎりの具
氷水
塩
作り方
1.ボウルに氷を入れて、水を注ぎ、氷水を作ります。
2.氷水に手を入れて10秒ほど冷やします。
3.手のひらに塩をすり込み、手のひらの中央にご飯を乗せます。
4.ご飯の真ん中にくぼみを入れて、おにぎりの具を入れます。
5.具をご飯で丸め、軽く5回ほど握っていきます。
塩の量は味付けによっては、少なく調節して下さい。
タコ焼き器でできる絶品焼きおにぎり5選
先ほどのおにぎりの作り方を頭の片隅においておき、今からのレシピの焼きおにぎりを作ってみてください。
普段食べているおにぎりとは食感や風味が全然違うことが分かると思います。
フワッと絶品!天むす焼きおにぎり
天むすと同じ調理手順で作り上げます。
大きな天むすの場合は、飽きてしまったりエビが小さすぎて、お米とのバランスが悪いことがあります。
しかし、たこ焼きの穴のサイズで作ることができるので、お米とエビとのバランスが良い天むすを作ることができるのです。
材料
小さめのエビ 20尾
ご飯 400g
焼きのり 2cmほど
揚げ油 少量
●小麦粉 50g
●マヨネーズ 大さじ2杯
●片栗粉 小さじ1杯
●青のり 適量
めんつゆ 原液 大さじ3杯
作り方
1.前日の夜にエビをめんつゆで漬け込んでおきます。
2.①に●を投入して衣をしっかりと溶いていきます。
3.冷やした手に塩を適量付けて丸く握ります。
4.たこ焼き器の穴に油を入れて、エビを1匹ずつ投入します。
5.エビの両面が焼けたら、おにぎりを投入してエビがお米の上にくるようにひっくり返します。
6.おにぎりに焼き目をつけていきます。
7.焼けたら、取り出し、お米の部分に海苔を巻いて完成です。
冷めても美味しいチヂミ風焼きおにぎり
チヂミのモチモチとした食感の生地の中にご飯を入れて焼き上げたボリューム感のある焼きおにぎりです。
冷めても美味しいので、弁当の主食やおかずにもできます。
ゴマ油の香りや、ニラの食感や風味が生きているので、飽きずに食べることができます。
また、具材を工夫して変化させることで、パーティー料理として盛り上がる1品になります。
材料
ご飯 400g
ニラ(葉の部分のみ) 1束
玉ねぎ 2分の1
ゴマ油 適量
キムチ 60g
白ごま 適量
チーズ 70g
●小麦粉 120g
●水 300cc
●卵 1個
●片栗粉 80g
●ツナ缶 1缶
作り方
1.玉ねぎと、ニラはみじん切りにしておきます。
2.ボウルで●の食材を混ぜ合わしておきます。
3.混ざったらボウルに1と、ご飯、キムチ、チーズを入れて混ぜます。
4.タコ焼き器を180℃~200℃で熱し、ゴマ油をぬって生地を流します。
5.少し焦げ目がつくように焼き上げて完成です。
ケチャップ香るオムライス風焼きおにぎり
オムライスのような卵に包まれた焼きおにぎりです。
見た目の可愛さもさることながら、オムライスより食べやすく、丁度良いサイズです。
ケチャップの酸味や、コンソメの香ばしさが生きています。
子どものお弁当に入れても、可愛いので学校で注目されること間違いなしです。
材料
●ご飯 300g
●コーン 1缶
●コンソメ(顆粒) 20g
●ケチャップ 大さじ3杯
●塩コショウ 少々
卵 4個
鶏むね肉 100g
料理酒 大さじ2杯
作り方
1.鶏むね肉をジップロックに入れて、料理酒に半日つけておきます。
2.鶏むね肉を細かく刻み、油を引いたフライパンで炒めます。
3.2の火が軽く通ったら、●を入れて中火で軽く炒め、ケチャップの酸味を飛ばしていきます。
4.卵を溶き、網目の細かいザルで2度こします。
5.油を塗り、タコ焼き器を加熱して卵液を流していきます。
6.卵が軽く固まり始めたら、3を卵液の上に入れていき、ひっくり返します。
7.竹串で、回しながら全体に火が通れば完成です。
子どもも喜ぶ!おかかコーンチーズ焼きおにぎり
和風と、洋風の良いとこ取りした焼きおにぎりです。
口の中で混ざると、おかかの旨味と、チーズのコクの相性が抜群です。
焦げ目がつくまで焼くことで、香ばしさも出てより美味しくなります。
材料
●濃縮めんつゆ 大さじ3杯
●ご飯 400g
●かつお節 小袋2パック
●粉チーズ お好み
ゴマ油 適量
作り方
1.たこ焼き器の穴にゴマ油を薄く塗って加熱します。
2.●をムラがないようにしっかりと混ぜこみます。
3.冷やした手に塩を適量付けて丸く握ります。
4.2を焼き、適度な焼き加減になれば完成です。
香ばしく風味が絶品、味噌焼きおにぎり
焼きおにぎりの定番がしょうゆをつけて焼く方法ですが、味噌で焼くことでコクや甘み、風味が一段と良くなります。
大葉やゴマの香りが爽やかさをもたらしてくれます。
シンプルですが、老若男女からの人気があり、健康食品の「味噌」を使うことで身体にもいい1品です。
材料
ご飯 300g
●みそ 大さじ2杯
●大葉 2枚
●いりゴマ 適量
●みりん 大さじ1杯
ゴマ油 適量
作り方
1.大葉をみじん切りしておく。
2.●をしっかり混ぜ合わせておく。
3.冷やして軽く塩をつけた手でご飯をたこ焼き器に入るサイズになるように握ります。
4.たこ焼き器を熱して、ゴマ油をひいた上に3を入れて焼いてきます。
5.2を塗りながら、全面を均等に焼いて完成です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お米の研ぎ方や、おにぎりの作り方などの基礎からオススメのレシピまで理解を深められたでしょうか。
お米の研ぎ方では
●円を描くように研ぐ
●スピードを早くできるように心がける
ことを意識して行っていくことで、全体にムラがないふっくらしたお米を炊けるようになります。
また、おにぎりの握り方では
手を氷水で冷やして熱々のご飯をスピーディーに握ることを意識することで、美味しさが断然変わります。
一度試して見れば、その違いが実感できると思ってます。
今回のレシピはどれも美味しいので、一度作ってみたら感想を頂けると嬉しいです。
ちなみに、以下の記事では、たこ焼き器を使った女子会受けする料理やメリットとデメリットを上げてますので、ご参考ください。