珍味と言えば、美味しくお酒に合うようなイメージがありますよね。

しかし、珍味と言われても、具体的に何が珍味なのか分からない方も多いと思います。

今回は、そんな方にも分かりやすいように、日本酒に合う「全国各地の珍味」のランキングを考えてみました。

皆さんご存知のイカの塩辛やタコなどを燻製にしたものまで、珍味をまとめてみました。

珍味とは何か?

キャビア

珍味とは「珍しい味」水産物を原料として加工を施し、日持ちするように作られた食品のことです。(陸産物に類似した加工を施したものも含みます)

 

代表的な珍味で言うと、つぶうに、からすみ、キャビア、フォアグラなどのことを言います。

 

昔は、日常的に食されていたため、塩ウニ、からすみ(ボラの卵巣の塩漬け)、このわた(なまこの腸の塩漬け)が日本の3代珍味と言われるようになりました。

 

また、西日本ではうるか(鮎の内臓の塩漬け)も珍味として食べられていたそうです。

 

珍味の適量は?

珍味の適量は?

珍味はとても美味しいですが、塩分が濃いものが多いという特徴があります。

 

そのため、健康を考えると、1日に食べる量を考えていくことが大切になります。

 

1日に摂取していい塩分は5gとなっており、世界保健機関(WHO)が推奨していますが、日本人は塩分の摂りすぎの傾向にあるので、注意が必要です。

 

珍味の場合だと、1日5g~15gの量を楽しむと安心ですね。

 

日本酒に合う全国各地の珍味ランキング7選

1位 越前甘エビの一夜干し

地元で獲れた甘エビの鮮度がいい状態で干物専門店が1つ1つ手作業で、1日干にした甘エビです。

殻ごと干してあるので、殻の香ばしい香りや味が、日本酒との相性が格別です。

また、鮮度が良くないと食べることが出来ない「卵」も入っているので、プチプチとした食感を楽しむこともできます。

そのまま食べても十分に美味しいですが、フライパンや、オーブントースターで焼くと、香ばしさが倍増しますので、一度お試しください。

2位 ホタルイカのゆず造り

本場の富山で獲れたホタルイカを鮮度の良いうちに沖漬けにした、塩分も控えめのサラッとしているのが特徴な沖漬けになっています。

大ぶりのホタルイカを使用し、1つ1つ手作業で丁寧に目玉を取り除いてあるので食べながら目玉を出す手間はないのでストレスなく食べることができます。

ほのかに香るゆずの香りが、沖漬けをさっぱりさせて日本酒との相性をより一層、高めてくれます。

食感は舌にからまりつくような「ネトッ」とした食感と純粋なコリコリとした食感の2パターン楽しむことができるので、オススメです。

3位 カキの塩辛

広島県産の大粒のカキを贅沢に使用して、粒の形が崩れないように丁寧に仕込んであります。

鮮度の良いカキを熟成した塩麴で漬け込んだ塩辛になっており、カキの風味、甘み、旨味をしっかりと感じることができます。

アクセントとして、大葉と一緒に食べると、風味が一層爽やかになるので、日本酒の吟醸酒との相性が良いです。

カキは、海のミルクとも呼ばれていて、タウリン、カルシウム、亜鉛、ビタミン類など豊富な栄養素が入っているので身体にも良いです。

4位 つぶ貝のわさび漬け

北海道で獲れたつぶ貝を贅沢に使用して程よい量のわさびで合えてあります。

サイズも、小ぶりのつぶ貝を使用しているので、比較的に食べやすくなっています。

わさびの爽やかな風味や、つぶ貝のコリコリとした食感が日本酒のコクと旨味との相性が良く、やみつきになる食べ合わせです。

5位 皮あり 鮭とば

北海道産の秋鮭を昔ながらの製法で丁寧に燻製させることで旨味をより凝縮した鮭とばです。

鮭の皮付きのため、鮭本来の旨味や、皮の特有の旨味を味わえることができます。

また、一口サイズになっているので、ゆっくり楽しむことが出来て、食べすぎを防ぐこともできます。

500gも入っており、現地で買うよりお得なのでオススメです。

6位 イカのウニ和え

トンビとは、イカやタコのくちばし周りの部分のことを言います。

コリコリとした食感が心地よく、イカゲソの部分より好んで食べる方も多いです。

イカの甘みや旨味も十分に感じられる部位で、ウニと和えることでコクが増し、一段と味わい深くなるのでオススメです。

7位 とらふぐ 生ハム

下関産の脂の乗った「とらふぐ」を使用し、一切の添加物は使わない製法で、丁寧に仕上げられた生ハムになっています。

さっぱりと淡白ですが、旨味が凝縮されており、日本酒との相性が格別です。

食感も柔らかく食べやすいので、子ども~年配の方まで楽しめるのも特徴です。

フグのヒレを炙って、辛口の日本酒と一緒に楽しんでも美味しく食べることができます。

8位 ホタテ貝ひも

ホタテの貝ひもを1枚1枚丁寧に乾燥させてあり、ホタテの旨味が凝縮されている珍味です。

貝ヒモを噛むとコリコリとした食感や、ホタテの貝柱に負けないほど旨味や、風味を持っているのでオススメです。

また、1枚1枚が薄いので、食べすぎを防ぐことができ、日本酒との相性も格別です。

9位 辛子明太子 からすみ

辛子明太子にからすみの製法を取り入れた方法で製造されています。

そのままで食べても十分に美味しい辛子明太子をさらに熟成させて、水分を飛ばすことでねっとりとした食感を生み出しています。

また、熟成させることで旨味成分も倍増しており、濃厚な食感と、旨味、ほのかなゆずの香りを楽しむことができる珍味になっています。

明太子と、からすみのいいとこどりの珍味になっています。

10位 シャウルス

白カビの柔らかめのチーズで、カマンベールチーズに似ているチーズです。

表面近くの部位はトロリとしていて中心部はホクホクしている、食べ応えのあるチーズになっています。

シャンパンとの相性がいいとされていますが、新鮮なキノコのような芳醇な香りが、日本酒とも相性が良く、特に純米酒とよく合うので、オススメです。

11位 鯖のヘシコ

鮮度の高い鯖を仕入れ、すぐに塩漬け、熟成させて作られたへしこは、鮮度の高さからそのまま生で食べることができます。

福井県の伝統的な製法で作られており、独特な香りが、辛口の日本酒との相性が良いです。

また、福井県産の米麹を使用しており、へしこにすることで、アミノ酸が通常時の5倍ほど増えるというスーパーフードなのです。

まとめ

まとめ

気になる珍味はありましたか?

初めて知った珍味もあったかとは思いますが、今回は記事にしきれないくらいまだまだ色んな珍味があります。

珍味と日本酒が相性が良いですが、珍味の種類によって飲み合わせる日本酒も少しずつ変化を付けていくことが大切です。

また、珍味は、美味しくやみつきになるものばかりなので、ついつい食べすぎてしまいます。

珍味は塩分が多いので、1日で5g~15gまでに抑えて食べすぎに注意して楽しい日本酒ライフを送りましょう。

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