白子って聞くと皆さんはどの魚を最初に思い浮かべますか?タラや、フグが初めに思いつくと思います。
しかし、どの調理法で美味しく食べることが出来るのかは分からないと思います。
今回は白子の種類と調理法について説明していきたいと思います。
目次
まず、白子って何?
白子とは、魚の精巣のことを言います。
柔らかくて噛むと、トロっとした食感がなんともいえませんよね。
この精巣は雄の魚から取られます。雌は、卵巣を、真子と呼んだりしています。
白子の種類って何?
よく言われるのが、「タラ」「フグ」の白子だけど、その他の魚の白子は食べられるの?という疑問だと思います。
実はタラ、フグ意外にも鮭やイカの白子も食されているのです。
鮭の白子は、スーパーで極まれに並んでいることがありますが、安価で、お財布にも優しいです。
それに比べてイカの白子は、鮮度が良くないと食べることが出来ません。
また、時期も限られるため、高級料亭などでしか見かけることはないほどです。
イカというと、安価なイメージがあるのでこれには驚かされた方も多いのではないでしょうか?
オススメの調理法は?味や食感どんな感じ?
白子というと、柔らかく、トロっとした食感がイメージとして強いですよね。
しかし、魚の種類によって白子の味や食感は変化します。
今回はタラ、フグ、鮭、イカの白子についてまとめてみました。
タラ白子
一般的には鮮度の高いものは刺身や、湯引き、天ぷらで食べることがオススメです。
刺身や湯引きでは主にポン酢に柚子や、もみじおろしを混ぜたタレをかけて召し上がるのがオススメです。
口に入れると、白子の甘み、トロっとした食感が1番楽しめる味わい方です。
天ぷらでは、サクッという音とともに中のトロっとした食感も1度に味わえるので人気の高い調理法です。
鮮度の高いものは、揚げすぎる必要はないので、衣の色が変わるまで揚げないようにしましょう。
フグの白子
焼いたり、湯引きするのがオススメです。
フグの白子を焼くときには、レモン汁をたっぷりかけて魚焼き用のグリルで焼き上げるのがオススメですが、ホイルで蒸してから、バーナーで炙って焼き色をつけてもいいです。
身が大きいので、焼くとカリッと焼き目の食感がきてトロッとした白子の中の食感を楽しむことが出来ます。
湯引きの場合は、弱火で沸かしたお湯で5分程茹でるような感じにすると美味しいです。
これも、ポン酢、柚子、もみじおろしを混ぜた調味液で食べると何とも言えないフグの白子の味を楽しむことが出来ます。
鮭の白子
秋の時期にスーパーで並ぶことが多い白子です。
生食用で売っていたら、酒に漬け込みポン酢と大葉を混ぜた調味液で食べると美味しいです。
加熱用だったら、オリーブオイルや、にんにくで炒めてソースは、バルサミコ酢、醤油、メイプルシロップを混ぜたものをかけてイタリアンとして召し上がるのもオススメです。
イカの白子
塩ゆでや酒蒸しがオススメです。塩ゆででは、白子に塩をすり込んでおき、弱火で軽く4~5分程煮立たせておきます。
火は入れすぎずに軽く火を通す程度で大丈夫です。
白子の栄養素とは?
栄養価の高い100g辺り、62kcalとカロリーが低い食材ですが、高いたんぱく質が特徴です。
それ以外にもビタミンB1、B2、D、Eといった美容効果が高い栄養素が詰まっているため若返りも期待できます。
その中でも特に近年注目されているビタミンEは美容効果だけでなく記憶力の向上の効果もあり、若い人では受験勉強や、資格勉強の際には効果の高い栄養素となっています。
白子の値段は?
タラの白子・・100g300円~500円です。
時期や、収穫量によっては多少値段が上下します。
フグの白子・・100g500円~1000円です。
こちらは、トラフグの白子が対象となっています。
また、ネットで頼むと高めですが、現地に行くと、値段が大きく安くなるので現地に行って召し上がるのがオススメです。
鮭の白子・・100g辺り30円~300円です。
これは、地元のスーパーで時期だと格安で売っていることがあるのでこの値段になりました。
ネットでも比較的に安く手に入るので、お財布にも優しいですね(^^♪
イカの白子・・100g辺り100円~200円です。
比較的安価だと思われるかもしれませんが、問題は入手難易度の高さと言っても良いかもしれません。
スーパーで見かける機会は殆どなく、市場でも滅多に見ることがないので、もし見かけたら購入することをオススメします。
お酒に合う珍味の1つである白子の事についてタメになることがあれば嬉しいです。
鮭の白子なんかは、スーパーでも売っているので、見かけたら是非食べてみることをオススメします。