賞味期限が切れたビールは、泡立ちが悪くなったり、酸味が強く、風味が劣化してしまいます。

勿論、飲めないことはありませんが、美味しさは半減してしまいます。

そんなビールを上手く再利用できる使い道があれば嬉しいですよね。

今回はそんな賞味期限が切れたビールの使い道5選を紹介していきます。

ビールの賞味期限とは?

ビール

 

「賞味期限」とは、美味しく食べることができる期間のことを言います。

 

また、賞味期限が切れてしまっても

 

●缶ビールなら6か月以内
●瓶ビールなら3か月以内

 

この期間であれば、比較的に美味しく飲むことは可能です。

 

ただし、泡立ちや風味が劣化していくため、賞味期限が切れてしまったビールは、新しいビールに比べて美味しさが半減してしまいます。

 

そんな方のために、賞味期限が切れてしまったビールの活用方法を紹介していきたいと思います。

 

ビールの有効的な活用法5選

ビールの活用法①掃除に使う

掃除

 

掃除の際に一番困るのは、キッチン周りのこびりついた油の汚れです。

 

ビールを使用することで、べたつく油汚れが簡単に落ちます。

 

やり方

①キッチンペーパーや、布にたっぷりとビールを染み込ませます。

②油汚れにかぶせるようにのせてサランラップでしっかり密着させます。

③10分後にサランラップを外しキッチンペーパーや布で汚れをふき取ると油汚れがキレイに落ちます。

 

ビールのビタミンEやアルコールや酵素の成分で油が分解されるので、キレイに汚れを落とすことができるのでオススメです。

 

また、終わった後は、しっかりと水拭きしてアルコールを取るのも忘れないようにしてください。

 

ビールの活用法②料理に使う

ビールを使った料理

 

ビールは料理に使うことで、味の調節や様々な食材の下準備などに使える、使い勝手のいいものなのです。

具体的には

●カレーを使う際に水2:1ビールで味を調節することで、ホップの苦味が心地よく、奥深いカレーを作ることができます。

●牛のほほ肉や、モモ肉を煮込む際にビールを入れることで、より柔らかく、深い味わいに仕上げることができます。

●肉の下味をつけておく際、調理酒の代わりにビールを使うことで、ビールの炭酸が肉の繊維を解してくれるため、柔らかく仕上げることができます。

●天ぷら粉に少量のビールを入れることで、衣がふっくらと仕上げることができます。

など、料理をより美味しく仕上げるのにも一役買ってくれます。

ビールの使い道③シャンプーに使う

ビールを煮詰めて普段使っているシャンプーと混ぜて作ります。

あまり知られていませんが、ビールに含まれるホップのたんぱく質や、ビタミンEが髪を太く、ツヤを出してくれる効果があるのです。

作り方

①ビールを200ml鍋に入れて、中火で沸騰させて、5分煮込みます。

②その間に、シャンプーを空の容器に600ml移しておきます。

③ ②の容器に沸騰したビールを注いで、箸でしっかりかき混ぜて完成です。

ビールの臭いが、あたり一面に広がりますので、換気扇を回すようご注意ください。

また、しっかり混ぜないと分離してしまうので念入りに混ぜるようにしてください。

多少ビールの香りがしますが、洗うと気にならないように感じます。

ビールの使い道④お風呂に使う

お風呂

お歳暮などでもらったビールが大量に余って、賞味期限が切れてしまった時にもってこいです。

ビールに含まれるビール酵母や、ビタミンEには、お肌を引き締めてくれますし、シミを取ってくれたり、乾燥した肌に潤いを与えてくれる効果があります。

また、炭酸が血行を良くして身体を温めてくれたり、ホップの香りが殺菌効果や、精神を安定させてくれる効果があるので、リラックスでき、快眠を促してくれます。

やり方

①最大で3リットルのビールを用意します。

②浴槽に6割ほどお湯を溜めます。

③最大で3リットルのビールを浴槽に注ぎます。

3リットル以上入れてしまうと、ビールの香りが強くなりすぎてしまいます。

また、ビールの香りが得意ではない方は、量を1リットルや2リットルにして調節して自分好みにしてみてください。

ビールの使い道⑤肥料に使う

ビールに含まれるリンやカリウム、良質なたんぱく質が含まれており、肥料の栄養になります。

また、ビールに含まれている酸が菌類や害虫などを駆除してくれる効果があります。

ビールには糖分が含まれているので水で薄めてから、適量上げるようにしていって下さい。

水を与えすぎると、根腐れする危険性があります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ビールの賞味期限が切れてしまった場合でも

●缶ビールは賞味期限から6か月
●瓶ビールは賞味期限から3か月

飲むことができます。

しかし、風味や泡立ちが劣化してしまうので、美味しさは減退してしまいます。

その際には

●キッチン周りの油汚れの掃除に利用
●料理の下ごしらえに使用して、コクや苦味がアップしたり、肉を柔らかく仕上げる際に利用
●シャンプーやお風呂に利用することで、肌のハリやツヤをアップするために利用
●植物に水で薄めて上げることで、害虫や菌の殺菌効果や、肥料の栄養アップに利用

以上の4つに有効活用することが出来ます。

是非、お試しください。

おすすめの記事