肉料理だと、野菜を一緒に使う料理が多数あります。
勿論、肉だけ焼いても美味しく食べることはできます。
しかし、野菜を一緒に調理することで数倍にも肉の旨味を引き出す効果が出来ます。
栄養もしっかり摂れるので、一石二鳥だと思います。
今回は、肉と相性のいい体にいい食べ合わせを紹介したいと思います。
目次
牛肉の栄養素は?
牛肉と言えば、動物性たんぱく質や、ビタミンB1、B2、B12や、鉄や亜鉛リン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
動物性たんぱく質は良質なたんぱく質と言われており、「長生き」にも直結いくと、近年注目も栄養素です。
「肉を食べる人は長生きする」というのは、ここから来ております。
牛肉を摂ると、美容にいい
牛肉に含まれる動物性たんぱく質は血液や、皮膚内臓など体を作るうえで欠かせない栄養素の1つです。
牛肉に含まれているビタミンB2というのは、女性が喜ぶ効能がたっぷり入っています。
これが不足してしまうと、顔が脂っこく、乾燥しやすい肌になってしまうリスクもあります。
また、ビタミンB12は、毛髪を艶やかにする作用もあります。肌にハリを与えると注目の成分「コラーゲン」も実はたんぱく質の一種なのです。
なぜ、動物性のたんぱく質を摂ると長生きするのか
たんぱく質は、筋肉を生成するうえでも大きな役割を担っています。
また、健康維持のためにも欠かせない栄養素です。
不足すると、体力がなくなり、病気などの免疫もうまく作られないことがでてくるため、病弱な体になってしまうリスクもあります。
このため、動物性のたんぱく質を摂ることで、病気に強く、筋肉質な体を作ることが出来ると、裏付けになります。
牛肉と食べ合わせのいい野菜
トマト、にんにく、ニラがオススメ
牛肉の含まれる脂と一緒に摂取することでトマトに含まれる「リコピン」の吸収が良くなります。
「リコピン」は抗酸化作用があり、美肌効果に繋がります。
また、加熱することで更に吸収量が3倍にも膨れ上がると言われています。
ダイエットにもとても効果的なので、肉と一緒に炒めることをオススメします。
ニンニクは、アリシン、アリインという栄養素が入っており、疲労回復や滋養強壮に効果的だといわれています。
アルギニンという栄養ドリンクにも入っているとても効果的な成分なのです。
コレステロールを低下する効果や抗酸化作用もあります。
加熱すると、一部のビタミンが落ちてしまいますが、消化液の増進など、すごく魅力的な効果が出来てます。
なので、焼くことで食欲、吸収の増進を図ることができます。
ニラは、ニンニクと同じ成分アリシン、アリインが入っている、牛肉との相性がとても良い野菜です。
ビタミンAや、ビタミンCB1、B2が多く含まれている栄養素の宝庫です。
ニラを摂ると、風邪を引きにくくすると良く効きますよね。
風邪だけではなく、スタミナアップ、便秘の解消、冷え性の改善、胸やけの防止、スタミナの増進など魅力的な効果があります。
豚肉の栄養素は?
豚肉にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、ビタミンB1が特に多く含まれています。
牛肉や鶏肉にも含まれていますが、比べると、10倍近いビタミンB1が入っています。
ビタミンB1は炭水化物と一緒に取ることでエネルギーを生み出す生きるのに欠かせない成分です。
これが不足すると、太りやすくなってしまったり集中力の低下を招きます。
豚肉と相性のいい野菜
しめじ、玉ねぎ、ニンニク、ブロッコリーなどがあります。
しめじには、ビタミンDや、ビタミンB1、B2が多く含まれています。
ビタミンDは不足しやすい栄養素で、カルシウムを体に取り込む際に必要となってくるものです。
ビタミンB1は、集中力を高めてくれたり、疲労回復などがあります。
ビタミンB2は、肌の乾燥を防止する効果があります。
豚肉と一緒に食べることで、血圧の低下、コレステロールを低下してくれます。
玉ねぎは、アリル化合物があり、これは、豚肉に多く含まれるビタミンB1と結合することが出来、安定して代謝を行えることに繋がります。
いわゆる「代謝の向上」につながるとても豚肉と相性のいい野菜です。
にんにくも玉ねぎと同じ効果があるので、豚肉と一緒に炒めることをオススメします。
また、アリシン、アリインが含まれているため、疲労回復や、滋養強壮にもいいとされています。
ブロッコリーは、ビタミンCが豊富に含まれているため、美容にいいとされています。
豚肉のたんぱく質と旨く結合するとされています。結合することで、コラーゲンが増幅し若い肌を保つことが出来るとされています。
いわゆる「相乗効果」というもので、肉の中では豚肉と最も相性がいい野菜の1つです。
鶏肉の栄養素は?
鶏肉は、ヘルシーで高たんぱく、尚且つ、財布にやさしいですよね。
また、ビタミンB1、B2、ビタミンEを含んでいます。他にも、「必須アミノ酸」が含まれていると、よくTVで見かけます。
肝機能の強化につなげることが出来るとされています。
相性のいい野菜
ゴボウ、大豆、大根、もやしなどがあります。
ゴボウは、食物繊維が豊富に含まれています。
大腸がんの予防や、便秘の解消につながります。
また、食物繊維の1種の「イヌリン」には血糖値を整えたり、ビフィズス菌と同じような整腸効果があるとされています。
これは、鶏肉と一緒に食べると「相乗効果」から作用が増幅するとされています。
大豆は、健康食品としてとても有名ですよね。
大豆には、たんぱく質、ビタミンB1ビタミンE、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛など様々な栄養素が含まれています。他にも
・細胞の構成に欠かせない「大豆レシチン」
・善玉菌のエサとなる「オリゴ糖」
・抗酸化作用がある「大豆サポニン」
女性にうれしい働きが期待される「大豆イソフラボン」体力の増進など健康を支える成分が豊富に入っています。
大根は、カロテン、ビタミンC,E、K、カリウム、カルシウムを多く含んでいます。
美肌効果の増進や、発がん性抑制作用、抗菌作用があるとされています。
また、すり下ろすことで2日酔いの軽減、血液をサラサラにする、胃の機能の増進を促す効果もあります。
なので、脂っこい豚肉と一緒に食べることは相性がいいとされています。
それぞれの肉と相性のいい野菜は分かりましたか。
これらを意識するだけで、今より、数段健康的な生活を送れると思います。
ちなみに、栄養素の効果を実感して摂ることで、何も考えず食べる場合より、栄養素の吸収量が違うというデータが出ています。
これらを意識して、健康的出活力のある生活を送りましょう!