お肉と言えば、牛肉、豚肉、鶏肉とありますが、皆さんは一番どの肉がお好きでしょうか。
ひとそれぞれ好があり、牛肉がやっぱり一番と思っている方も多いかもしれません。
そのイメージとして「豚肉は硬い」と思っている方もいると思います。
豚肉は調理法、ポイントを抑えれば誰でも美味しく焼くことが出来るようになります。
今回は、誰でも柔らかく、美味しく仕上げる方法を紹介したいと思います。
目次
豚肉を美味しく焼く方法1.選ぶ豚肉はロースの部分を選べ!
脂身がない部分の豚肉を選んでしまうと、豚肉のステーキにする際は、パサパサした食感になってしまうリスクが大きくなります。
そのため、豚肉は出来るだけ脂身の多いリブロースをオススメします。
目安としては、「トンカツ用」とかいてある肉は脂身も多く分かりやすいと思いますのでオススメです。
豚肉を美味しく焼く方法2.肉を常温に戻す
冷蔵庫から出したばかりの豚肉は中心の温度が冷たいため、フライパンですぐに焼いてしまうと火が適切に中心を焼くことが出来ません。
表面が焦げても中まで火が通っていない事態にもなりえてしまいます。
肉の温度が常温に戻るまで冷蔵庫から出して置いておくことをオススメします。
ちなみに、夏場だと15分、冬場だと30分くらいが目安になっています。
長く出しておくと、今度は菌が繁殖して食中毒の原因になるので、気を付けましょう。
肉の中の温度が10度くらいになったら焼き時です。
豚肉を美味しく焼く方法3.筋切りを行う。
豚肉は食べるときに硬いと感じてしまうことはないですか。
これの1つの要因として焼くと筋繊維が収縮してしまうことで豚肉の硬さが出てしまいます。
そのため、包丁で豚肉の表面に包丁を入れておくことが大切です。
この際、深く包丁を入れすぎないように豚肉の筋が切れるように斜めに包丁を入れるように心がけましょう。
これをしておくことで、焼いても豚肉が収縮することなく焼き上げることが出来るので、とても柔らかく仕上がります。
豚肉を美味しく焼く方法4.豚肉は中身がピンク色でも大丈夫!
豚肉は、昔はしっかり焼かなければいけないと言われていました。
近年だとアメリカンポークのレシピでよく目にするのがピンク色の火通しだと思います。
冒頭でも述べたように、常温に戻して肉に熱を加えることで、中心部に熱が行き届きやすくなります。
そのため、ピンク色でもしっかりと火が通っている状態になるのです。
豚肉をおいしく焼く方法5.表面を焼き上げたら一旦アルミホイルに包み、肉を休ませろ!
表面をこんがりと焼き上げたにも関わらず、この工程をしないと、中までじっくり火を通すことが出来ません。
強火で片面2分ずつ焼き上げたら4分はアルミホイルに包み、肉を休ませることが大切です。
この工程をすることで、豚肉の旨味が中に閉じ込められます。
そのため、噛むと、濃厚な豚の味が口いっぱいに広がります。
美味しく食べるための方法1.ソースも必須!
さて、焼き上げた所で、ソース作りです!フライパンはそのままで、豚肉の焼き上げた脂を利用しましょう。
豚の旨味が出たお汁だと思っていただければ良いと思います。
1.そこにニンニクのチューブ、生姜のチューブを小さじ1杯入れます
2.酒と、ビール、みりん、醤油を入れて弱火で煮立たせます
3.マスタードを入れて塩コショウ少々入れて味を整えます
これだけで美味しいソースの完成です。
豚肉の脂には、マスタードの相性が良く、醤油でコクや、香ばしさも出るのでとても美味しいです。
この料理と、ビールはとても相性が良いので、是非お試しください。
美味しく食べるための方法2.付け合わせも忘れずに
にんにくチップスは、簡単に出来ますが、何点か注意する必要があります。
- スライスしたニンニクをお水で洗い、水分はしっかりキッチンペーパーでふき取ること
- オリーブオイルを使用し、弱火でジックリと揚げ焼きする
この2つさえ守れれば美味しいガーリックチップスが直ぐにできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。豚肉の旨味を引き出す焼き方は意外と簡単だったと思います。
慣れれば、下処理含めて、4枚を焼き上げるのに30分もかかりません。
また、国産豚に関わらず、輸入豚にも生かす事ができるので、とても重宝する調理法だと思います。
是非お試しください。