福井には、「黒龍」をはじめ、「一本義」「梵」「早瀬浦」など様々な人気酒造があります。

そんな福井に行った際には、日本酒はかかさずに飲みたいところですよね。

しかし、どんな銘柄の日本酒が美味しいのか分からないと思います。

今回はそんな方々のために、福井で必ず飲んでおきたい日本酒ランキング9選を紹介したいと思います。

福井のそれぞれの酒造の特徴とは?

福井には、様々な酒造が存在していますが、それぞれの酒造の特徴があります。

高級銘柄の代表ブランド「黒龍」

黒龍は、全国で初めて大吟醸を商品化にしたこともあり、吟醸を広めた酒造としても有名です。

文化元年1804年に創業してから2019年の現在まで215年経過している老舗酒造になります。

現在でも「自然と人との調和を目指し、豊かな生活文化を創造する。」という理念を元に日本酒造りを行っています。

「しずく」「二左衛門」「石田屋」など様々な高級大吟醸酒を製造していますが、ネットで買おうとすると、定価の3倍~5倍の価値で取引されており、そこまでお金を出してでも買いたいという人が多いのが特徴です。

澄んだ香りや、風味は、万人ウケする癖がない味わいに仕上がっています。

数々の国際コンクールで賞を受賞している「梵」

梵は、1860年に創業し今年2019年で、159年目の老舗です。

地下180mから汲み上げる白山連峰の伏流水を使用しており、雑味が一切ありません。

また、精米歩合が60%以上の商品はなく、全体の商品を平均しても40%という驚異の精米歩合を誇っています。

1本1本にかける思いが伝わってきますよね。

「ロンドン酒チャレンジ2019」で、プラチナ賞、金賞、銀賞
「インターナショナル・ワインチャレンジ2019」銀メダル受賞

と、近年だけでも数々の国際コンクールで受賞している日本酒が多くある酒造としても有名です。

身近な親しみ感がある新銘柄「常山」

1996年に出来たばかりの新鋭ですが、種類は豊富で、値段もリーズナブルなので地元の方々に愛されているコスパの良い日本酒です。

「福井の食が引き立つ食中酒」を目指して、日々研究を行い改良を重ねています。

名物の超辛口の日本酒は、常山酒造に行くと、一番真っ先にオススメされる日本酒です。シャープなキレがありますが、スッキリと飲めます。

地元で獲れた、山田錦の酒米を磨いて作られた日本酒は料理の味の邪魔をしない上品な味わいが特徴です。

もろみへのこだわりが強い「越前岬」

越前岬は、1899年に創業してから現在まで営業を続けており、地元民から愛されている酒造です。

空気が澄んだ時期に作られるように冬の時期に酒造り「寒造り」を行うことで雑菌が繁殖しにくいことが特徴です。

1か月間長期低温発酵させたもろみは、本吟醸~大吟醸にまで使用されており、味のためには手間は惜しまない職人ぶりが感じられます。

蔵元内の井戸水を使用「白岳仙」

白岳仙は、1853年に創業して現在まで続いている老舗酒造です。

蔵元内にある井戸水は、白山の雪が溶けて流れ出た水は中軟水で優しい膨らみのある口当たりが特徴です。

日本酒の全工程で袋搾りを採用しており、生産に時間がかかるため、生産量は少なく、地元民でも中々手に入らないことがあるようです。

新規参入酸味のある日本酒を作る「紗利」

1938年から創業している比較的に新しい酒造で、魚介に合う酒を造りたいという思いを元にして日本酒を製造している酒造です。

独特の酸味が特徴的で、刺身と一緒に食べると酢飯を思わせるような旨味や酸味を感じることが出来るものや、レモンの酸味を味わえるものもあります。

また、酸味が強いフレンチ料理や、イタリア料理との相性も良く、世界的なフレンチシェフのアラン・デュカスが注目している事でも有名です。

昭和天皇への献上酒に選ばれた「花垣」

1961年に名前を南部酒造と変更してから、昭和8年には昭和天皇への献上酒として、全国に名前を轟かせた酒造でもあります。

質のいい特A地区と言われてている場所で酒米を生産しており、水は、地下50mから汲み上げた地下水を使用しています。

この地下水も山々からの栄養をしっかりと含んだ水になっているので、柔らかい口当たりが特徴です。

数々の日本酒を国際コンクールに出品しており
「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2017、2018」で金メダル受賞
「ワインでおいしい日本酒アワード2017」最高金賞受賞
「ロンドン酒チャレンジ2016」金賞受賞

など、世界の賞を数々獲っています。

福井で必ず飲みたい日本酒ランキング9選

1位 黒龍 しずく 1800ml

黒龍の代表的な日本酒で、山田錦を精米歩合35%まで磨きこんでいます。

イチゴやリンゴ、バナナの甘い香りが特徴的ですが、まるで摘みたてをそのまま絞ったようなフルーティーさを感じることができます。

昔は今以上に香りが凄く、品評会に出したら、あまりの香りの強さに落ちてしまったようです。

2位 梵 超吟 純米大吟醸 720ml

年に2回製造されていますが、人気が高く、売り切れてしまうことが多く入手難易度が高めです。

兵庫県産で採れた山田錦を精米歩合20%まで磨き、-8℃で5年間じっくりと熟成されているので、旨味が強く、口に入れると、透き通るような果実の味わいが味わえます。

冷酒で飲むと繊細で華やかな香りが1段と引き立つのでオススメです。

3位 黒龍 石田屋 720ml

日本酒通の中でも「伝説級の日本酒」と言われており、希少価値が非常に高いです。

11月から販売が開始されますが、一部の飲食店以外では単品での購入は出来ずに、他の日本酒と抱き合わせで購入する形になりますが、それでもすぐに売り切れてしまいます。

口に含むと、熟れた柿のような香りがし、酸味と旨味が口の中に広がります。あまりの濃厚さに噛んで食べようとしてしまう方もいるようです。

後味がスッキリと淡麗で辛口なのが特徴です。

4位 黒龍 二左衛門 720ml

「石田屋」と同じく中々手に入らないことから、希少価値が高く、2019年現在の、市場では4万円ほどで取引されています。

東条産の山田錦を35%まで磨いてあり、もろみを吊るした状態から自然と滴り落ちた雫を集めて瓶に入れる斗瓶囲いという製法で作られています。

華やかで穏やかな香りは上品で、白ワインの香りを楽しむことが出来て、オススメです。

5位 梵 天使のめざめ 純米大吟醸 10年熟成酒 500ml

「パイナップル酵母」「スモモ酵母」で醸したものをフランス製の樫樽の中で10年間長期熟成させた事により、高級ワインのような上品な風味がプラスされた日本酒です。

2011年から販売されて今年で8年目ですが、未だに入手困難な状況が続く日本酒です。

タレントの志村けんさんが、いち早く、ブログで紹介していたことから話題になった日本酒でもあります。

6位 越前岬長期熟成大吟醸 福福 720ml

兵庫県産の山田錦を精米歩合35%まで磨きこんだ日本酒です。

袋吊りにしてゆっくり滴り落ちる雫を丁寧にあつめて、瓶詰し、3年間熟成させた旨味の濃いこだわりぬかれている大吟醸になります。

製造本数が年間500本とされており、数も少ないことから、現地の酒屋でも手に入ることが少ないです。

7位 白岳仙 熟成純米大吟醸 仙 720ml

福井県特別栽培地区「吟のさと」を精米歩合、麹40%掛45%まで磨いた日本酒です。

「吟のさと」は、「山田錦、山田穂、渡船」を交配して作られており、柔らかな旨味と、口の中でに残る余韻が楽しめます。

また、瓶貯蔵で熟成した原酒は、奥行きのある旨味を感じることができます。

8位 常山 純米大吟醸 超辛 1800ml

地元で獲れた「五百万石」を精米歩合50%まで磨いた日本酒です。

「超辛」と言われていますが、アルコール度数は16.2%とそこまで高い方ではありません。

上品な香りがあり、辛さは飲みこむ瞬間に少しきますが、清々しい爽快感が感じられます。

2019年「Kura Master」の純米大吟醸の部でプラチナ賞を獲得しています。

9位 紗利 五割諸白 純米大吟醸 1800ml

柔らかな味わいが特徴で、ほのかにレモン水を思わせるような酸味が効いている日本酒です。

主に和食との相性が良く、特に刺身との食べ合わせは寿司を食べているかのように感じる方が多いです。

「sari」とは、米を意味しており、寿司米を表す語源があると言われています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

福井の酒造は、「黒龍」や、「梵」の知名度が高すぎて、他の酒造の存在があまり知られていませんでしたが、様々な酒造があることを知って頂けたかと思います。

厳選してランキングをつけたので、どの日本酒も素晴らしいものばかりです。

また、近年は、白ワインのような風味がする比較的甘めの日本酒が流行っていますが、今回取り上げた「大辛口」なんかも、趣向が変わって美味しいと思います。

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