肉をステーキで食べるとき、胡椒は塩と一緒に必ずと言っていいほどかけると思います。

私はステーキを食べるときには胡椒は必需品の1つだと思っています。

皆さんはいかがでしょうか。今回はそんな胡椒について説明していきたいと思います。

胡椒の由来

様々な胡椒

食材の臭みを消したり、旨味を引き出したりする万能調味料ですが、胡椒という名は中国から伝来されています。

 

胡とは、漢の時代のシルクロードの西方の意味で、胡から伝えられた辛い物の総称のことだそうです。

 

胡椒は、インドが原産国で主要な輸出国でした。ローマギリシャ時代では金と同じ価格で取引されていたようです。

 

中世ヨーロッパでは、地代や、結婚の持参金代わりに用いられるほど貴重品だったようです。

 

胡椒とは

 

熱帯地方で主に採れるつる性の緑低木のことを言います。

 

日本ではメジャーなスパイスとして多く流通されています。胡椒は実を熟すとグリーンから赤に変化します。

 

実は、その種類は4種類に分かれていて、それぞれの特徴がまた違うのです。

 

それぞれのペッパーの特徴と肉料理との相性

ブラックペッパー(黒コショウ)

ブラックペッパー

 

黒コショウは、皆さんよく見かけますよね。日本でも一番流通量が多い胡椒です。

 

こちらは黒くなるため皮付きのまま乾燥させたものです。ワイルドな辛みと香りが特徴です。

 

ホワイトペッパー(白コショウ)

ホワイトペッパー

 

ホワイトペッパーは流通量はそこまで多くはないかもしれません。

 

胡椒の果実を水につけて表面の皮を取り除いたものになります。

 

ブラックペッパーの強い香りと比べると、とても上品な香りがします。

 

強く香りがすることもないので、優しい味の料理に合わせることが出来ます。

 

料理だと、ポトフや、肉のマリネなどに利用すると良いです。

 

グリーンペッパー(青コショウ)

 

グリーンペッパー

 

 

胡椒が完熟する前の緑色のうちに収穫したものを言います。

 

また、それをブラックペッパーと同様、乾燥させたり、塩漬けにしたものです。

 

早摘みしたものなので、優しい辛さです。爽やかな香り、見た目も美しいことからインスタ映えにも間違いないです。

 

合う肉料理は、鶏肉のガーリック炒めや、ロースハムなどに添えて一緒に食べると良いです。

 

た、ローストビーフをカルパッチョ風にしたものにも合います。

 

ピンクペッパー(赤コショウ)

ピンクペッパー

 

ピンクペッパーは、胡椒科の植物ではなく、ウルシ科のコショウボクという植物の果実のことです。

 

爽やかな風味のみで、辛みはまったくありません。見た目が美しい事から、デザートなどに良く使われます。

 

肉料理には、鶏肉とオレンジ煮込みや、ローストビーフを生春巻き状に仕立てて、フルーツソースをかけたものにも合います。

 

胡椒の保存方法

保存方法

 

胡椒の賞味期限は基本的に粒状の物が3年パウダーのものが2年となっています。

 

以上の年数が過ぎても、香りが少し飛ぶだけなので、実際使用するときには何の問題もありません。

 

保存する際には、日光の当たらない位置で保管することをオススメします。

 

胡椒は体にいい?

胃腸の機能促進!

 

胃腸の促進

 

胡椒には、食欲を増進させる効果があります。

 

その他にも、消化管、胃腸の調子を整える効果もあります。

 

食欲不振や、消化不良、下痢、嘔吐などの症状を改善したいときには是非多めに振りかけて下さい。

 

ダイエット、美肌効果!

ダイエット

 

ピぺリンの血行促進作用には、エネルギー、代謝を向上させる効果もあるので、自然ダイエットすることが出来ます。

 

また、抗酸化作用もあるので、お肌の老化を防ぐ効果もあります。

 

鉄分も豊富に入っており美肌効果を促すことも出来ます。

 

高血圧の治療に

胡椒に多く含まれるカリウムは塩分排出を促進する効果があるため、血圧が低下することにつながります。

 

また、血行も良くなるので、冷え性の方にも最適です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。胡椒はとても体に良く、若さを保つのにも効果的なのが、分かっていただけたと思います。

また、4種類のペッパーそれぞれの特徴を生かして、肉料理を作ることで、1,2段階、料理の腕が向上すると思います。

強い香りを出したいときは「ブラックペッパー」

優しい風味を出したいときは「ホワイトペッパー」

爽やかな辛みのある香りを出したい場合は「グリーンペッパー」

フルーツのような爽やかな香りを出したいときは「ピンクペッパー」

を使用するように心がけましょう!1度家で意識して行ってみてください。

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