日本酒はグラスで飲む方が多いにもかかわらず、一般的な市販に売っているガラスのコップを使用している方が多いようです。
私も昔までは一般的なガラスのコップを使用して飲んでいた時期がありましたが、日本酒の特徴に応じてグラスを使い分けると、日本酒の風味が格段に上がります。
「熱燗」「冷酒」によって使い分けて、ワンランク上の贅沢をしませんか?
今回は、日本酒を飲む際のオススメグラスセット9選を紹介していきたいと思います。
日本酒用のグラスって普通のグラスと何が違うの?
熱燗でも楽しめ、冷めにくい
グラスと言うと、冷酒やぬる燗を飲むときに清涼感が味わえるのが昔の特徴でしたが、近年では熱燗をグラスで飲めるような素材も多くなってきました。
耐熱ガラスで作られているため、熱燗でも飲めるように改良されています。
また、日本酒は少しの温度の変化でも味が大きく変わってしまうこともあるため、冷めにくいような形状や、素材が使われていることが多いです。
グラスの容量
日本酒は熱燗や冷酒にしても2パターンの楽しみ方をされる場合が多いです。
温度の変化を少なく、熱燗や冷酒の良さを楽しむことができる
温度の変化をあえてさせることによって、味の変化を楽しむことができる
一般的に多いのは、温度の変化を少なくして飲む場合が多いです。この場合は、グラスに180mlまでの量を注ぎ飲むことをオススメします。
また、常温でも日本酒を楽しみたい方の場合は、大きめの飲み口の広いコップに注ぎ、ゆっくりと飲む傾向がります。
日本酒が空気に触れる面が大きければ大きいほど、早く温度が変化します。
グラスの形
グラスの形を変化させることで風味が変わります。
口径が大きいグラスであればあるほど、香りを感じやすい。しかし、冷めやすいのも特徴
口径が狭いグラスは香りは感じにくいが、長く、一定の味を楽しむことができる
といことが言えます。また、冷酒や熱燗に合ったグラスの選び方も大切になってきます。
冷酒の場合は、できるだけ薄めのガラス素材で作られたグラス
熱燗や、濃厚なにごり酒の場合は、厚みのあるグラス
使うグラスを工夫することで一層美味しく楽しむことが出来ます。
高級感のあるグラスセット9選を紹介!
1位 ダブルウォールグラス 200ml 1個 セット
国内、海外のデザイナーの人が協力してデザインされたグラスです。
ガラスをダブルにすることでガラスの間に空間ができます。
その効果で断熱効果があり、持っても、熱かったり、冷たかったりすることを防ぐことができます。
家づくりでも、ガラスを2枚にすることで、熱気や冷気を外に逃がすことを防いでくれます。グラスでも同じで、高い保冷、保温効果が得られます。
ちなみに、一般的な1枚ガラスのコップと比べて、30分同じ環境に置いて放置した場合は、7.6度の温度差の違いができるというデータもあります。
2位 残波ぐいのみグラス 源河
「琉球ガラス」の製法で作られたグラスは、人気が高いグラスで、日本酒を一層美味しく演出してくれます。
その要因としては何と言っても、その特有なデザインといっても良いでしょう。
まるで宝石のように輝く、オシャレなデザインのグラスは、8カラーから選べるのも魅力の1つです。
可愛くもあり、カッコよくもあるデザインなので、プレゼントでも喜ばれると思います。
3位 江戸切子 カガミクリスタル
江戸切子は、皇室御用達として有名です。
何と言っても切子模様である「伝統的なカット技術」が凄まじく、海外からも高い評価を得ています。
日本酒を飲む際に使うと、伝統的なデザインを見て楽しむことができるので、オススメです。
4位 松徳硝子 うすはりグラス
熟練した職人が1つ1つ手作りで作られるグラスです。
何と言っても、ガラスの薄さが驚愕の1mmをきるので、飲んだ際の口当たりがとても良く、繊細な飲み口を楽しむことができます。
また、職人の技術力を感じられ、日本の伝統工芸に触れている実感を感じることができます。
2006年にはグラスでは日本初のエコマーク商品に認定されたことでも有名です。
5位 富士山グラスロック 江戸硝子
職人によって手作りで作られた江戸硝子のグラスに日本の風情を感じる桜が描かれています。
また、下の空いている空間には立体的な富士山があり観ながら日本酒を飲むことで、風情を感じながら、より美味しく飲むことができます。
2015年には観光庁長官賞のグランプリを獲得しています。
6位 サクラサクグラス 雪桜 紅白セット
冷酒でも熱燗でもどっちでも美味しく飲むことができるグラスです。
江戸川伝統工芸士の認定を受ける職人の手によってクリスタルガラスの素材を用いて丁寧に作られています。
桜の花びらのような模様が特徴のグラスで、結露した際に出来る水滴が桜の模様になり、ささやかな楽しみに感じることができるようになります。
7位 江戸硝子 究極の日本酒グラス 蕾&花
日本酒のプロが手がけたデザインを江戸硝子にて作られたグラスです。
飲み口が狭くなっていることにより、香りが広がりすぎないようになっています。
純米酒など、香りが強すぎない日本酒を飲む際には最適です。
グラスが薄く、丸みを帯びたやさしい形状です。女性だけではなく、男性にも人気があります。
8位 富士見松竹梅 3種セット
富士山におめでたい柄のデザインを底に施したグラスです。
上からのぞくことで3色の豪華な富士山のデザインを見ながら日本酒を楽しむことができます。
お祝いごとの際には最適で、冷酒をゆっくり飲む際に適しています。
9位 東洋佐々木ガラス 冷酒グラス
東洋佐々木ガラスが1つ1つ手作りで作ったグラスです。
シンプルだけどおしゃれなデザインが食卓に程よい彩を添えてくれます。
純米酒などのにごり酒でも、オシャレに演出してくれます。
ちなみに、日本酒を飲む際にはグラス以外にどんなものがあるの?
グラスの良さもあり、人気も高いですが、その一方で「グラスで飲むより陶器の方が日本酒らしくて良い。」と言う方も多いと思います。
グラスは、その日の気分に応じてデザインや種類を変えていくことで、楽しく飲むことができ、五感をくすぐられるような楽しみを味わうことができます。
勿論、陶器や、錫の良さもあります。下記の記事に上げていますので、良ければ見てみてください。
まとめ
興味を持ったグラスはありましたか?
様々な日本酒用のグラスがあることを分かっていただけたと思います。
デザインに長けたグラス、機能が長けたグラス、その両方が長けているグラスまで様々な種類があったと思います。
日本酒の飲み方によってグラスを変えたり、その日の気分にデザインを合したりすることでより美味しく日本酒を飲むことが出来ます。
是非、周りの方にも教えてあげてください。